競泳のパンパシフィック選手権
背泳の入江陵介選手、銀メダルでしたね。
私の妻も学生時代、背泳ぎの選手でしたが、
肩を壊してしまいました。
スイマーズショルダーです。
前回のクロールでの肩痛に引き続き、
今回は背泳選手の肩の悩みについて書いていきます。
整形に行ってレントゲンで異常なし
安静にして湿布貼って痛み止め飲んで
リハビリ通って、電気も当てて…
でも、まだ痛みや違和感が取れない
肩を回すとゴリゴリ鳴る
フォームが悪いと言われても…ね
そのまま泳ぎ続けていると…
残念ですが、良くなることはありません。
むしろ悪くなります。
肩に何が起こっているのでしょう。
肩に何が起こっているの?
クロールと違い、背泳は肩を後ろに回すため、肩の外傷は少ないとされます。
それはなぜか？
内部での衝突が少ないからです。
クロールでは、ローリングのタイミングが悪いと
肩を内側へねじる動作で、内部で衝突や摩擦が生じ痛めてしまいます。
そんなあなたはこちらをご覧ください⇩
しかし、背泳のような後ろへ回す動作でも、
クロールに比較して少ないとはいえ、衝突や摩擦は起こります。
衝突や摩擦が何度も繰り返されることで、
炎症が起き、瘡蓋のようなものができます。
その瘡蓋にまた衝突と摩擦が起き、悪循環となります。
衝突や摩擦を減らすにはどうすればいいの？
関節の隙間を作りましょう。
隙間があると、動きもスムーズになり、衝突や摩擦も減ります。
では、どうすれば隙間が増やせるのか？
主な原因は、筋肉の緊張と骨格のズレ。
・筋肉の緊張による影響
筋肉は、関節を動かすために、関節を跨いで付いています。
つまり、筋肉が硬くなると、関節の動きも悪くなり、隙間が減ってしまいます。
・骨格のズレによる影響
骨格がズレると当然関節の隙間も減り、動きが悪くなります。
関節には元々、遊びという緩みが、少しあります。
指で例えると自分で思いっきりパーをしても、手で更に押すとともう少し広がりますよね？
これが遊びです。
これがあり過ぎても、なさ過ぎてもダメなんです。
関節にはある程度の隙間が必要なんです。
なのでこの 隙間 を、作ってあげましょう。
次は、痛みのある方へ、セルフケア・セルフマッサージをお伝えします。
【セルフマッサージ】
小胸筋のマッサージに注目します。
肩甲骨は、胸のほうに烏口突起という突起があり、
そこに小胸筋が付いていて、肩甲骨を引っ張ります。
腕を前に出して床の物を拾うとき呼吸の補助に使います。
ではそのあたりをセルフマッサージをしてみましょう。
①
胸を張った状態で鎖骨の下を
指でグルグル円を描くようにマッサージをします。
(３０秒)
②
少し筋肉が緩んできたら、
指で軽く圧迫をし(内側から外へ向かって)、
その状態で肩を回します。
(後ろ回し１５回、逆回し１５回)
③
指で圧迫をしたまま、
お手上げのポーズを取り、
そのまま少し肩を後ろへ引きます。
(１５回)
痛い方だけではなく、①~③を左右行ってみてくださいね。
※回数はあくまでも目安です。ご自身の状態に合わせておこなってください。
【まとめ】
何度も言いますが、衝突や摩擦は早く治療をしないと徐々に悪化します。
ストレッチやケガの予防はもちろん重要です。
いくら予防していても、痛みが出ることはあります。
安静にして炎症が引いただけでは、
練習を再開すると痛みが出てきます。
特に肩の関節は動く角度・可動域が広いため、痛めやすい関節です。
痛みがひどい
水泳だけじゃなく日常でも痛い
そんな方は、一日も早い治療をお勧めします。
ご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 徳田眞一 監修】
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鎌倉市 七里ヶ浜 で 肩こり 腰痛 骨盤矯正 骨格矯正 整体 なら
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コンセプトは
『新しく達成したい！出来るようになりたい！！という目標達成への手助けをする』
柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
４つの厚生労働大臣認可の国家資格を持ち、
大阪・兵庫・京都・神奈川の鍼灸 整骨院をはじめ整形外科など
臨床経験１０年以上の院長が全て施術に入ります
今あなたにとって必要な施術を選択し、
“その場かぎり”の治療ではなく原因を治療する<オーダーメイド治療>を心掛けています
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