成長痛のお子様を持つ親御さんへ

首(頚)・肩・腕・肘の痛み

成長痛って皆さんも一度は耳にしたことがありますよね?

最近、身長が伸びたからなー

みんな同じように身長も伸びているのに、うちの子だけ…

なんて思うことありませんか?

そんな疑問について書いてみたいと思います。

 

【成長痛って何!?】

字の通り成長する上で起こる痛みです。
ただし、骨が伸びることの痛みではありません。
骨が伸びることで筋肉も伸びます、そのときの痛みです。

もちろん成長期が終わると痛みが軽減していきます。

成長痛という言葉は総称であり医学的にある言葉ではありません。
しかし、成長期に痛みを伴いやすいことから、そのように言われています。

◇オスグッド・シュラッター病
膝のお皿の下(脛骨粗面)の骨が出てきて、そこを押すと痛みが激しい

◇踵骨骨端症(シーバー病、セーバー病)
踵骨(かかと)の後ろに痛み

はよく知られている成長痛です。

成長痛って足や膝に多いんです。
なんでだと思いますか?

骨が完全ではない思春期で、
骨の長さ、さらに体重増加・スポーツによる負荷が加わりやすいのが、足という訳です。

さらに骨の成長率が高いのが大腿骨(ももの骨)であり、
足に負荷が加わっていることが考えられます。

とは言っても、肘や手首、背骨にも成長痛はあります。

 

【骨の成長について】

骨の成長には骨端軟骨というのが重要です。
これはなんでしょう?
そのままですが、骨の端の軟骨という言う意味です。

骨の成長は軟骨が作られ、その軟骨が頑丈な骨へと置き換わります。(置換骨)
つまり、この軟骨の分泌が終わると骨の成長はストップすると言われます。

この骨の成長で重要なホルモンが成長ホルモンです。

成長ホルモンは骨や筋肉の発達はもちろん、脳の発育にも関係します。

男女差も多少ありますが、睡眠中に全体の6割の成長ホルモンが分泌されると言われ、
運動直後にも分泌が増えると言われます。

成長ホルモンは夜10時に出るから、それまでには寝なさいと言われましたよね!?
実は間違いではありませんが、質の良い睡眠をとる事が大切だそうです。
睡眠した直後に分泌量が増えるというデータもあり、
最低でも一気に4時間は寝る事も大切と言われています。

まさに寝る子は育つです!!
最近の小学生って平気で夜11時とかまで起きている子もいますが…

早く寝た方がオススメです。

 

【なんで関節付近に痛みが出るの!?】

皆さんが成長痛と言っているのは、
『骨端症(骨端軟骨障害)』というのがほとんどなんです。

ほとんど場合は関節付近で起こるので骨の端つまり『骨端症』という訳です。

なぜかと言えば筋肉が関係します。

筋肉は本来、関節を動かすため、骨から関節を跨いで骨に付いています。

つまり、骨の長さが成長するのに対して、筋肉は追いつけず引っ張られます。

すると、筋肉は骨のくっ付いている部分を引っ張り痛みが出ます。

 

【成長痛になる子とならない子はなんでいるの!?】

これは先ほども書いたように筋肉が影響します。

数多くの成長痛を診てきましたが、
成長痛を持っている子供の多くは筋肉がガチガチで柔軟性が低下しています。

私も学生時代にバレーボールをやっていましたが、
ストレッチをやっていたか?と聞かれたらやっていました。

がっ!!やったうちに入らない程度です。
10秒くらいやったら、やったと言っていました。

今、思えば全然足りません!!

部活をやっていたころ、ストレッチなんかしなくても一緒だと思っていました。
実際ストレッチをせずに部活開始なんて、しょっちゅうです。

一流のプロ選手は練習よりも、
ストレッチやアップに時間を掛けるという選手もいるくらい重要なんです。

つまり、筋肉の柔軟不足が原因してくるのは、間違いありません。
うちの子供は身体が軟らかいから大丈夫と思われている方も危険です。

実は関節の軟らかさと筋肉の柔らかさは必ずしも比例しません。
どういうことか?

関節が軟らかいと、いくらストレッチをしても筋肉が伸びている感じがしません。
つまり、知らず知らずのうちに筋肉が硬くなっていて骨端症(成長痛)となることもあります。

関節の軟らかい子供には、負荷を掛けたストレッチをしないといけないんです。

成長期の筋肉は大人になっても左右されるくらいに重要です。
将来、肉ばれや肩こり、腰痛といったような症状が出ることもあります。

成長痛の特徴はスポーツを控えたり、安静にしていると徐々に症状が落ち着いたりします。
つまり、ケガとは違い練習量である程度コントロールできるということです。

成長期のお子様をお持ちの親御さんは一緒にストレッチをやってあげてください。
成長痛になってからでは、痛みでストレッチができないこともあります。
普段からストレッチをやっていると痛みが軽度のときに気づくことができ、
早めに治療を開始することで早く治る可能性も高くなります。

しかし、レギュラーを取られたくない・痛いというのが恥ずかしいなど、
なかなかスポーツを減らすことって難しい状況もあります。
そこで重要なのが練習前、練習後のストレッチやケアとなります。

つまり、成長痛のなる子とならない子では筋肉の硬さをはじめ、
筋肉の付き方や体つきって個人差がありますよね!?
成長に合わせた練習メニューやケアが必要ということになります。

 

【まとめ】

骨端症(成長痛)と筋肉は無関係と言われていることもありますが、
私はそうは思いません。

荷重の問題などの骨端症もありますが、
筋肉の柔軟性を良くすることで関節に隙間ができ炎症を抑えることができます。

成長痛の治療で、筋肉が柔らかくて質の良い筋肉という子供は数少ないです。

自宅でもお子様と一緒にストレッチをして効果を認識させるのもいいかもしれません。

例えば、前かがみの固さをチェックしてストレッチをし、
さっきと比べてどうなのか?
というのもチェックしてあげると効果も実感しやすのではないでしょうか?

関節が軟らかく一見身体が軟らかい子供は負荷を掛けてあげたり、
逆に関節を安定させるために筋トレも必要かもしれません。

身体は兄弟でも家族でも一人一人違います。
運動量や筋トレ、ストレッチなども人によって変えていく必要があります。

成長期の痛みは成長が終わるまで続くこともありますが、
適切なストレッチや筋トレで症状を軽減したり、
早く治すアドバイスをすることも出来ます。
後は自宅でセルフケアです。

人間は痛みがあると反射的に筋肉が硬くなります。
子供って足が痛いときに大げさなくらい引きずったりしますよね!?
すると他のところへ負担が掛かり痛みが増えてしまうこともあります。

成長期の痛みや違和感でお悩みの方は当院へご相談ください。

【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 徳田眞一 監修】

 

 

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