【動画あり】ランニングで膝の内側が痛いのは鵞足炎かも?立ったままできるストレッチ3選

膝痛

 

神奈川県鎌倉市七里ガ浜 さんぽ整骨*鍼灸*マッサージ院 院長の徳田です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

 

「ランニングを始めると痛くなるけど、走っているとマシになる」

 

「朝起きて階段を下りるときは痛いけど、動いているうちにマシになる」

 

「違和感はあるけど動けない訳ではない」

 

「とくに捻った覚えはないし…」

 

「膝の内側の関節というよりは、もう少し下の方が痛いような…」

 

 

初期症状は軽度でも、徐々に安静にしていても痛くなることもあります。

少しでも思い当たる方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

膝の内側の痛みの正体とは?

 

内側の痛みといっても、内側側副靭帯、内側半月板、O脚による関節炎など様々。

これらは基本的には外傷、つまり捻ったり転倒したり、変形などが影響して出ることがほとんどです。

今回は、怪我をした覚えないけれど膝の内側が痛いという方に向けて書いていこうと思います。

その膝の内側の痛み…

鵞足炎(がそくえん)かもしれません。

「ランナー膝」と間違いやすい方もいますが、ランナー膝は内側ではなく外側に痛みが出ます。

 

 

※ 上記の図では ⑨鵞足炎 ②腸脛靭帯炎(ランナー膝)

 

鵞足炎(がそくえん)とは?

 

膝の内側の5センチくらい下に「鵞足」という場所があり、以下の3つの筋肉が重なり合って付着しています。

・縫工筋(ほうこうきん)

・半腱様筋(はんけんようきん)

・薄筋(はっきん)

この部位に腫れや圧痛(押すと痛い)、運動、初動作(動き始め)、階段などで痛みや炎症が起こることを「鵞足炎」といいます。

 

外傷がきっかけで発症することもありますが、基本的にはオーバーユース、つまり使い過ぎによるものです。

とくに、膝を曲げたり内側に捻るような動作で使われると言われています。

陸上、バレーボール、サッカー、バスケなど様々なスポーツで起こりますが、とくにランニングの方には多いです。

鵞足炎は筋肉の影響で膝の痛みが出ているため、動き始めは痛みがあっても、動いているうちに症状が軽減するのも特徴。

そのため放置されやすく、注意が必要です。

 

鵞足炎の3つの筋肉を詳しく見ていきましょう

 

筋肉には「起始」と「停止」があり、必ずスタートとゴールの位置があります。

また、一つ一つ関節を動かす役割も異なります。

鵞足部に付着する3つの筋肉を理解することで、フォーム改善にもつながると思いますので、一緒に見ていきましょう。

 

①縫工筋(ほうこうきん)

・起始

上前腸骨棘(骨盤の前側)

・停止

鵞足(脛骨粗面の内側)

・役割

股関節の屈曲・外転・外旋

膝関節の屈曲・内旋

※「あぐら」をかいているときにも使います

 

②半腱様筋(はんけんようきん)

・起始

坐骨結節の内側(お尻の下にある骨)

・停止

鵞足(脛骨粗面の内側)

・役割

股関節の伸展

膝関節の屈曲・内旋

※あぐらや正座つまり床から立ち上がるときに立て膝をするときに使う

 

③薄筋(はっきん)

・起始

恥骨結合の外側

・停止

鵞足(脛骨粗面の内側)

・役割

股関節の内転

膝関節の屈曲・内旋

 

 

3つの筋肉がすべて鵞足(脛骨粗面の内側)に付着していることがわかります。

これらの筋肉疲労が蓄積し硬くなることで、鵞足が引っ張られ、炎症が起こるのです。

 

また鵞足炎は、床生活の多い方にも多く見られます。

縫工筋はあぐら、立ち上がりは半腱様筋、正座は薄筋を使うとも言われているため、日々の積み重ねでも症状が出ることもあります。

 

なんで鵞足にストレスがかかったのか?

 

「筋肉を柔らかくすればいいんだね」と思われた方も多いと思います。

もちろん、それも正解です。

では、なぜ同じようにランニングやスポーツをしているのに、ご自身だけ鵞足炎になってしまったのでしょうか?

なぜ鵞足だけにストレスがかかったのでしょうか?

その背景には「体の歪み」があります。

 

体が歪むと、人間は中心へ戻そうと無意識に踏ん張るようになり、この「踏ん張り」こそが一部に負担をかけ続け、痛みや炎症を引き起こす原因なのです。

そのため、鵞足炎が一度良くなっても「体のゆがみ」を改善しないと、根本的な解決にならず再発する方も少なくありません。

症状は「なぜ、そこに負担がかかったのか?」ということが重要なんです。

とくに鵞足炎は股関節の動きが硬くなると起こりやすいため、体の歪みを整えて股関節の柔軟性を上げることが重要です。

 

セルフケア

 

筋肉が硬くなることで、骨格を支える機能が低下し「ゆがみ」の原因となります。

まずは、筋肉の柔軟性を高めることが重要です。

鵞足炎は、動き始めは痛くても、動いているうちに血流が良くなり、筋肉の柔軟性が上がることで軽減する方も多くいます。

まずはストレッチから始めてみましょう。

ストレッチは無理に倒そうとすると反対に伸びないので、力を抜いて無理のない範囲で行いましょう。

 

①縫工筋のストレッチ

立った状態で、片側の足首をつかみ膝を曲げる

足首を外へ向けるようにして股関節をねじる

そのまま少し太ももを後ろへ引くようにする

20秒〜30秒×3セット

 

②半腱様筋のストレッチ

足を椅子や台に引っ掛ける

そのまま上体を倒す

20秒〜30秒×3セット

 

③薄筋のストレッチ

半腱様筋のストレッチ同じように伸ばします

その際に、足を外側に開くようにします

20秒〜30秒×3セット

 

こんな簡単なストレッチと思われるかももしれませんが、あえて難しいストレッチをする必要はありません。

ただし、膝を曲げると違和感や痛みのある場合は、無理に伸ばさないようにしてください。

 

こちらのYouTubeも参考にしてみてください

 

まとめ

 

鵞足炎は、単に筋肉の柔軟性が落ちて起こっているわけではありません。

その背景には「体の歪み」が存在し、鵞足に負担をかけていることが原因なのです。

放置すると慢性化し、安静にしていても痛くなることもあるため、早めの治療をおすすめします。

セルフケアで前後の太ももの柔軟性・股関節の柔軟性を向上させてみてください。

ランニングフォームが崩れると筋肉にストレスがかかり「体の歪み」となり、膝をはじめ他の部位にも負担がかかります。

もし「鵞足炎」でお困りの方は当院へご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 徳田眞一 監修】

 

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大阪・兵庫・京都・神奈川の鍼灸 整骨院をはじめ整形外科など
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