ゴルフ翌日の右背中の痛み…その原因、「浅背筋第一層」かもしれません

背部痛

 

神奈川県鎌倉市七里ガ浜 さんぽ整骨*鍼灸*マッサージ院 院長の徳田です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

ゴルフのあとに、こんなお悩みはありませんか?

 

・朝起きたら、背中の下〜腰の上のあたりがズキズキ痛む

 

・ゴルフのたびに毎回、同じ場所が痛くなる

 

・スイングのあとや、車から降りるときに「ツーン」と鈍い痛みが走る

 

・背中のピンポイントだけが、毎回決まって痛む

 

・ラウンド中は快調だったのに、翌朝になって痛みが出る

 

そんな方は、ゴルフ中に背中の筋肉を使いすぎてしまっている可能性があります。

とくに、「浅背筋第一層(せんはいきん・だいいっそう)」という、背中の表面にある筋肉のグループが関係していることがあります。

今回はそんな「ゴルフのあとに背中の下・腰の上のあたりに痛みがでる」原因と対策について書いていきますので、最後までご覧いただけると幸いです。

 

ゴルフ中は痛くないのに、なぜ翌朝に痛むの?

 

ゴルフのプレー中は、楽しく集中していることが多く、アドレナリンというホルモンが出て痛みに気づきにくくなっています。

しかし、その分プレーが終わった翌日、筋肉の疲労や炎症が表面化して、「ズキズキ」「ツーン」と痛みが現れやすくなります。

 

 

 

「浅背筋第一層」とは?どんな筋肉?

 

背中にはいくつもの筋肉が重なっていますが、その中でも表面にある筋肉の層を「浅背筋(せんはいきん)」といいます。

とくに関係するのが「僧帽筋(そうぼうきん)」と「広背筋(こうはいきん)」の2つの筋肉です。

 

①僧帽筋(そうぼうきん)

肩から首の後ろ、背中に広がる大きな三角形をした筋肉

・肩をすくめる

・気をつけの姿勢で肩を後ろへ引く

・スイング中に頭や首の安定に使われる

また、上肢(腕全体)が固定されたとき、つまりゴルフのスイング時は、両側が働くと頭を後ろへ、片側だけだと首を横に倒す働きがあります。

この筋肉は、「肩こり」を訴える方も硬くなりやすいです。

 

②広背筋(こうはいきん)

腰あたりから、わきの下、腕の上の方についている逆三角形の筋肉

・腕を後ろに回して下から手で背中を掻くような動作(水泳のスクロール)結帯動作

・腕を固定していると体幹を上に上げる作用(体幹の安定)

これらの筋肉は、ゴルフのスイング動作の「ねじる・振り抜く・体幹を安定させる」などで使われ、知らず知らずのうちに筋肉を酷使しています。

 

 

図のように、背中の下、腰の上あたりで重なり合っているのが、お分かりいただけるでしょうか?

筋肉と筋肉の間は、本来「滑り合う」ように筋肉の膜(筋膜)などで覆われており、それが筋肉の使いすぎや疲労などで悪くなると…

摩擦が起こり炎症が起こりやすくなります。

つまり、筋肉が重なりあった部分は、頑丈である反面、摩擦も生じやすく動きの制限や痛みになってしまう場合があるのです。

 

「毎回、同じ場所が痛くなる」理由は?

 

実は、原因は背中だけではありません。

ゴルフというスポーツは、背中・股関節・肩・ひじ・手首・骨盤・膝・足首まで、全身の関節と筋肉が連動して動くスポーツです。

どこか一箇所でも硬かったり歪みがあると、その分の負担が他の部位に集中してしまうのです。

 

たとえば、5人でやるべき仕事を1人で全部任されたら疲れますよね?

それと同じで、本来分担するはずの動きが背中に集中すると、同じ場所にばかり疲れがたまり、痛みが出てしまうんです。

 

 

背中の痛み、実は「股関節のかたさ」が関係している?

 

これまで多くのゴルファーの方を治療させていただきましたが、背中に痛みがある方の共通点のひとつが「股関節のかたさ」です。

股関節が硬いと、スイング時に体をうまく回せず、代わりに背中の筋肉が無理をして動こうとします。

そのため、背中だけをほぐしても一時的に楽になるだけで、根本的な解決にはなりません。

股関節を柔らかくするには、上からグイグイ押しても、残念ながら柔らかくなるのは難しいです。

そこで今回は、自宅で簡単にできるセルフケアをお伝えしたいと思います。

 

 

 

自宅でもできる!簡単セルフチェック&ケア

 

✅股関節の柔らかさをチェック

1.椅子に座って、片足を反対の膝に引っ掛けてみましょう

2.足が横に倒れず浮いたままだったり、膝が硬くて動きにくい方は、股関節の柔軟性が低下しているサインです。

 

✅セルフケア① 股関節のケア

1.両足をそろえて、つま先をまっすぐ前に向けて立ちます

2.片足はそのまま、体だけ反対方向にゆっくりとねじります

3.その姿勢のまま、軽く膝を曲げて伸ばす動きを2回

4.反対側も同様に行います

 

※股関節を開くことに意識をするよりも、体を動かすことで結果的に開く動作になります。

 

注意!

先ほども書いたように、背中にお悩みのある方は股関節が硬くなっています。

無理をすると逆に痛めてしまうことがあります。少しずつ、気持ちよく感じる範囲で続けてみてください。

 

✅セルフケア② 僧帽筋や広背筋の運動

1•胸の上に手を当てます

2•そのまま手の甲を合わせるように丸くなります

3•次は反対に胸を張るように伸ばします

4•肩甲骨と肩甲骨を引き寄せるようなイメージで伸ばします

5•これを10回ほど行いましょう

 

詳しくは、動画にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

 

 

本当の原因は「体のゆがみ」です!!

 

「毎回、同じ場所が痛くなる」

「マッサージをしても、すぐに痛くなる」

そんな方は、体の歪みや左右バランスの崩れが原因となって、特定の筋肉ばかり負担がかかっているかもしれません。

そのバランスを整えない限りは、何度も同じ場所に負担がかかり、痛みも1回目よりも2回目と徐々に痛みが増します。

 

歪みを放っておくと…

体の歪みを放っておくと、さまざまな悪影響が連鎖的に起こってしまいます。

 

・バランスを取ろうとして、筋肉が常に緊張する

・血流が悪くなり、酸素や栄養が届きにくくなる

・疲労物質が溜まり、こりや痛みに変わる

・結果として、「いつも同じ場所が痛む」

 

という悪循環に…

 

私たちの体には、無意識のうちに出る「クセ」があります。

たとえば…

 

・足を組むとき、いつも同じ足が上になっていませんか?

・腕を組むとき、自然に右が上?左が上?

・立っているときに、いつも片足に体重をかけていませんか?

 

こうした「なんとなくのクセ」が、実は歪みの大きな原因になることもあるんです。

 

身体が傾き 歪んでいく様

 

まとめ

 

背中の痛みを我慢しながらプレーをするのは、本当に辛いですよね。

「また、背中痛くなったらどうしよう…」

という不安を抱えながらのスイングでは、本来のパフォーマンスも発揮できないと思います。

体を整えることで、徐々に自由に動けるようにサポートさせていただきます。

ゴルフは年齢を重ねてもできるスポーツですが、心から楽しむためには、メンテナンスも必要になってきます。

「ゴルフで背中が痛いけど、どこに相談したらいいか分からない」

「背中がズキズキする」

「同じ場所が毎回痛くなる」

「スイングの後に違和感がある」

そんな方は、まずはお気軽にご相談だけでも構いません。

お一人おひとりに合ったケアをご提案させていただきます。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 徳田眞一 監修】

 

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柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
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大阪・兵庫・京都・神奈川の鍼灸 整骨院をはじめ整形外科など
臨床を15年以上経験し縁のある七里ヶ浜に開院した、院長が全て施術に入ります

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