神奈川県鎌倉市七里ガ浜 さんぽ整骨*鍼灸*マッサージ院 院長の徳田です。
ブログをご覧いただきありがとうございます。
日本では椅子での生活が増えてきましたが、今でも床に座る生活が中心の方は少なくありません。
しかし、長時間床に座る姿勢が続くと腰痛の原因になることがあります。
特に、胡座(あぐら)や横座りになると骨盤の傾きや体の歪みを引き起こしやすく、姿勢が崩れ、腰痛を引き起こす方が多くいらっしゃいます。
とはいえなかなか床の生活から椅子の生活環境に変えるのは難しいですよね。
そこで今回は、床生活が腰痛を引き起こすメカニズムや体の歪みとの関係、改善方法についてご紹介いたしますので、最後までご覧いただけると幸いです。
正座と他の座り方における姿勢の違い
正座は骨盤が立ちやすく、背骨の自然なカーブが保てるため、腰への負担は少ない姿勢です。
しかし、長時間座ると膝への負担が大きく、足が痺れてしまうというデメリットもあります。
一方で、他の床の座り方は姿勢が崩れやすく、腰痛を引き起こす可能性があります。
・胡座(あぐら):骨盤が後ろに傾いて背中が丸まりやすく、足の組みやすい方が決まっていて左右バランスが崩れやすい
・横座り:体の左右バランスが崩れ、片側に負担がかかる
・長座(足を伸ばす座り方):骨盤が後ろに傾きやすく、腰や背中の筋肉が緊張しやすい
・体育座り:腰が丸まり、骨盤が後傾しやすい
このような座り方は、腰だけでなく全身のバランスを崩し、慢性的な痛みや不調になることもあります。
体の歪みと腰痛の関係
姿勢の悪さや体の歪みは、腰痛の大きな原因となります。
「骨盤の歪み」とよく耳にしますが、実際には骨盤だけが単独で歪むことはないと私は考えております。
必ず他の部分の動きが悪くなり、その負担で骨盤も影響を受けるイメージです。
そのため当院では、全身の動きを作ることが大切だと考えているため「体の歪み」と書かせていただきます。
床生活では左右のバランスが崩れやすく、背骨や筋肉が正しい位置を保てなくなります。
その結果、バランスを保とうと筋肉が緊張し続け、腰に痛みを引き起こします。
体の歪みは次のような不調も影響します。
・内臓の圧迫:消化不良や便秘といった内臓の不調を引き起こすこともある
・血流やリンパの滞り:流れが悪くなることで、酸素や栄養が運ばれにくくなり、筋肉が硬くなったり、むくみや冷え、全身の倦怠感につながる
床生活が腰痛を悪化させる理由
床での生活は、椅子に座る生活に比べて腰への負担が大きくなることがあります。
・骨盤が後傾しやすい座り方が多い
・姿勢が崩れやすい
・立ち上がり・座る動作で腰に負担がかかる
ギックリ腰になった経験のある方は、床に座る動作や立ち上がりの動作はかなりの負担を感じたと思います。
つまり、座っているだけでなく「座ったり・立ったり」する動作そのものも腰痛の要因となるのです。
腰痛を予防・改善するための具体的な方法
①正しい座り方と立ち上がり方
床に座る方法
・背筋を伸ばしたまま行います
・片方の膝を曲げ床につける
・もう片方の膝も曲げ立膝になる(足の指は立てる)
・指を戻してから正座の体勢になる
立ち上がり方
・つま先立ちになり立膝になります
・片方の膝を上げる
・立てた膝に手を乗せ立ち上がる
②バスタオルを活用
正座や胡座をする際に、お尻の下に折りたたんだバスタオルを敷くことで、骨盤を安定させ、腰への負担を軽減できます。
③こまめに立ち上がる
長時間同じ姿勢を続けると、血流が悪くなり腰痛を悪化させます。
椅子生活よりも床生活では立ち上がる回数が減りやすいため、意識的に動かすことが大切です。
④適度な運動や体を温める
ウォーキングや軽いストレッチなどの運動は、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進します。
また、湯船に浸かり血流を良くすることでも、筋肉の緊張を和らげてくれます。
⑤姿勢を意識する
座る姿勢だけでなく、日常生活での姿勢や歩き方も見直しましょう。
猫背や反り腰にならないように注意することが重要です。
当院での治療方法
・軽い刺激で変化を感じられる整体
先ほども書いたように「体の歪み」があると、腰痛の原因となってしまいます。
どの動きが悪いのか、反対に動きすぎている箇所はないか?
当院では全身の検査を行い、軽い刺激で整体を加えていきます。
・動きの微調整
動きの悪いところなどを微調整し、はじめと比べてどう変化したのか一緒に確認していただきます。
そのため、最初と最後で必ず検査を行なっております。
・治療には計画性が重要です
一度で体の変化を感じていただけますが、それだけで「治った」というわけではありません。
治療後の状態を維持し、体に調和が生まれることで血流がよくなり、酸素や栄養が全身に行き渡ります。
その結果、症状の改善へとつながっていくのです。
そのため、治療には計画性が必要になります。
毎日来てくださいなんてことは言いませんので、ご安心ください。
自宅でできるセルフケア
床生活を椅子生活に変えるのは、簡単なことではありません。
床に座ることで「体の歪み」が起こると、バランスを保とうと筋肉が緊張し腰痛の原因となります。
まずは、その硬くなった筋肉をストレッチして緩めておきましょう。
①お尻のストレッチ
・仰向けで寝ます
・片方の膝を曲げ、反対の膝の上に足首を乗せます
・あぐらをしていない方の膝を胸に近づけ、30秒キープ
②膝倒し運動
・仰向けで寝ます
・両膝を立て、膝を左右に倒します
・腰や太ももを伸ばします
③バンザイストレッチ
・仰向けで寝ます
・バンザイをして指先から足先まで伸ばし、30秒キープ
・座っていて縮こまった下腹部の筋肉も伸ばすことができます
まとめ
正座は背筋を伸ばしやすい座り方である一方、胡座や横座りをはじめ床に座る姿勢は骨盤が後傾しやすく、姿勢が崩れやすいのも事実です。
これらの姿勢の崩れは、体の歪みを引き起こし、腰痛の原因となる可能性があります。
なかなか床の生活から椅子に変更というのは、簡単なことではないとは思いますが、正しい座り方や適度な運動、姿勢の意識を持つことで、腰痛の予防・改善が期待できます。
セルフケアをやってもなかなか腰痛が改善しないという方は、体の歪みが出ているかもしれません。
もし、床生活による腰痛でお困りの際は、当院へご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 徳田眞一 監修】
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『新しく達成したい!出来るようになりたい!!という目標達成への手助けをする』
柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
4つの厚生労働大臣認可の国家資格を持ち、
大阪・兵庫・京都・神奈川の鍼灸 整骨院をはじめ整形外科など
臨床を15年以上経験し縁のある七里ヶ浜に開院した、院長が全て施術に入ります
今あなたにとって必要な施術を選択し、
"その場かぎり"の治療ではなく原因を治療する<オーダーメイド治療>を心掛けています
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