ギックリ腰になるのは必然!?前兆を知って予防しましょう!!

腰痛

 

ギックリ腰はある日突然に起こると思っている方もいますが、前兆があるというのはご存知でしょうか?

今回は、ギックリ腰で来院された患者様を元に書いていきますので、参考になっていただけると幸いです。

 

 

神奈川県鎌倉市七里ガ浜 さんぽ整骨*鍼灸*マッサージ院 院長の徳田です。

ブログをご覧いただきありがとうございます。

 

 

1. ギックリ腰とは?

 

「ギックリ腰」は、急に普段ないような激しい痛みが走り、動けなくなる状態を指します。

正式には「急性腰痛」と呼ばれ、その多くは腰の筋肉や関節に負担がかかり過ぎた結果として起こります。

 

ギックリ腰になるタイミングを例にあげると…

・顔を洗おうと前に屈んだとき

・重い荷物を持ちあげたとき

・くしゃみをしたとき

・荷物引っ張ったとき

・椅子から立ち上がろうとしたとき

 

例をあげればキリがないほどに、ぎっくり腰になるタイミングはありますが、あくまでもギックリ腰になる瞬間です。

日常的な姿勢の悪さや疲労の蓄積、さらには冷えなどが重なり、いつギックリ腰になってもおかしくない状態であったことが考えられます。

 

ギックリ腰の前兆と症状

 

ギックリ腰は突然激しい痛みが出るのが特徴でもありますが、その前には必ず「前兆」があります。

 

その主な原因は「体の歪み」です。

とはいえ歪みをご自身で感じ取れる方は僅かで、残念ながら注意深くみれば歪みのない方はいません。

 

では歪みが出てくるとどんな症状が出てくるのでしょうか?

 

体が歪み傾くとバランスをキープしようと、無意識に踏ん張ろうとします。

その踏ん張りこそが筋肉の緊張となり、腰痛や肩こりといった症状を生み出すのです。

身体が傾き 歪んでいく様

 

よく見られる歪みの前兆

 

 

 

 

・片足に重心をかける

・足を組んでしまう

・肘置きに肘をおいてしまう

・肩が下がっている

 

などの左右バランスが崩れて、足を組まないとバランスをキープ出来なくなっている状態です。

 

歪んだ状態が続くと…

骨盤矯正 歪み改善 血流改善

 

 

 

 

 

 

 

腰の痛みやだるさ:長時間同じ姿勢が続いた後に立ちあがろうとすると腰が伸びにくく感じたり、重だるさを感じていた。

腰の違和感:いつもなら1日もすればマシになっていたのに、腰のツッパリ感や違和感が取れない感じがしていた。

足のしびれ:腰からお尻、太ももにかけて引っ張られるような痺れがあった。

腰が固まる感じ:朝は比較的動きやすけど、夕方になるにつれ腰周辺が固まる感じ。

 

など腰に違和感を感じる方が増えてきます。

 

 

ギックリ腰の止めとなる要因とは

 

「体のゆがみ」があることで、腰痛になることはお分かりいただけたでしょうか?

普段は重だるさや我慢できるほどの腰痛であっても、ギックリ腰になった患者様は遡って1週間くらい前に腰に負担となることをやっていたという方がほとんどです。

 

患者様を例に例えると…

・荷物整理をした

・引越しのお手伝いをした

・旅行や出張へ行って長時間立っていたり、座っていた

・長い距離を歩いた

・庭仕事で中腰が多かった

 

など体の歪みにプラスして、普段と違うような腰への負担が加わることで、ぎっくり腰になる止めを刺すことになりかねません。

 

腰への負担のバロメーターを越え、なんて事のない動作でもギックリ腰となってしまうのです。

 

前兆を見逃さないためのセルフチェック

 

日常の中で以下のチェックを習慣にしてみましょう。

 

3日以内によくならい腰痛は要注意

誰でも慣れないことをすると腰に負担がかかるのは、仕方がありません。

筋トレでも普段からやっている方は、筋肉痛にもなりにくかもしれませんが、やっていない方は翌日もしくは数日経ってでることすらあります。

大抵の症状は、3日程度で改善することがほとんどですが、全く改善しないやずっと違和感があるという方は我慢せず治療をおすすめします。

姿勢を鏡でチェック

バレエやダンスをやっていた方は、左右のバランスを意識するため歪みを感じ取れる方が多いですが、ほとんどの場合は歪みに気づいていません。

そこでご自身を客観視するためにも、鏡でチェックするのもいいと思います。

・肩の高さが左右で違う

・ヘソの位置が中心にない

・骨盤が傾いている

・体が捻れている

・猫背になってきたように感じる

など左右で違いがある場合は、体のゆがみがある可能性があり腰にも負担がかかっています。

体の柔軟性を確認

普段は前屈をすると指が床についたのにつかなくなった。

普段やっている動作でも腰が気になったり、突っ張り感がないか確認しておく。

腰周辺や足の冷え

腰痛と同時に足に冷えがある場合、血流がわるくなっている可能性があります。

血流が悪くなることで、酸素や栄養分が運ばれにくくなり、腰への修復が追いつかなくなる可能性が増えます。

 

まとめ

 

ギックリ腰は突然やってくるものと思われがちですが、実際には前兆つまり「体の歪み」が隠されています。

体の歪みにプラスして腰への負担が加わることで、ギックリ腰になるバロメーターがぐんと上がってしまうのです。

とても辛く完全に良くなるには数日から週週間という時間を費やしてしまいので、前兆に気づき、早めに対策をすることで未然に防ぐことができるかもしれません。

もし、腰痛をお持ちの方で少しでも前兆の症状があった方は、一度お体のチェックをしてみてはいかがでしょうか?

当院では軽い刺激で変化を感じていただける整体を行っていますので、ぜひご相談ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 徳田眞一 監修】

 

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