今回は、マスクによる頭痛が増えているというお話です。

はじめに、
頭痛はとても怖い症状の一つです。

何か気になる症状のときには、躊躇わずに病院を受診しましょう！！

今回のブログでは、
マスク頭痛が起こる原因の解説や、
対策方法・解決方法・ワンポイントアドバイスやセルフケアも紹介いたしますので、
お時間ありましたら、ぜひ最後まで読んでみてください。

最近増えている【マスク頭痛】

【マスク生活が身体に及ぼす影響とは？】

・マスクで酸欠になる

マスクをしたまま喋っていたら息苦しくなった。
という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか？

息を吐くときに、
二酸化炭素を吐いてすぐに息を吸うと、
酸素濃度の低い空気を吸ってしまいます。
そうすると酸欠になります。

体内から酸素が減ることで、頭が痛くなったり、
酸欠になると、筋肉に乳酸という疲労物質が溜まり、
身体は疲労感、倦怠感を覚えます。

・マスクで熱中症

去年の夏、
マスクをして歩いていると地獄のように暑く、大変だった。
そんな記憶がありませんか？
私はそうでした。

マスクの着用で、熱がこもり熱中症のリスクが上がります。

・マスクのゴムによる圧迫

マスク着用により、
耳の後ろに締め付けや圧迫感、痛みを感じる方も多いと思います。

圧迫が加わることで、頭や首の筋肉が緊張します。
このように起こる頭痛も、緊張性頭痛の１つです。

・その他

他にも、
頭がぼーっとする・集中できない・肌荒れなど、
言い出せばキリがないほどですが、
気付けばマスク生活ももう１年以上ですね…

１年も経つと、
慣れもある反面、疲れも感じる時期だと思います。

その中でも、
筋肉の緊張は、私どもが得意とする分野なので、
今回はそこに注目していこうと思います。

【頭痛の原因となる筋肉は！？】

頭痛の原因は、筋肉にもあり、
その１つに胸鎖乳突筋きょうさにゅうとつきんがあります。
（胸は胸骨　鎖は鎖骨　乳突は乳様突起（側頭骨）の略。）

胸の真ん中にある、胸骨と鎖骨
側頭骨という、頭蓋骨の外側（耳の後ろあたり）に、ついている筋肉です。

この筋肉は、首を曲げ回転させるような、振り向く動作（回旋）をする筋肉です。

この筋肉が硬くなってしまうことにより、
頭痛やめまい、耳鳴りなど、様々な症状がでてくる可能性もあります。
そのため重要な筋肉でもあるんです。

【マスクで耳周辺が圧迫されると…】

誰もが感じることだと思いますが、
一日中マスクをしていると、耳の後ろが痛くなったり、
周辺の筋肉が固くなって辛いですよね。

耳周辺は、
先ほども書いたように、胸鎖乳突筋が付いている箇所でもあります。

マスクのゴムなどでその筋肉が圧迫されたり引っ張られたりすると、
少しずつ筋肉が硬くなり、症状が出てくる可能性があります。

耳が固くなったり、血流が悪くなると、首の動きも悪くなります。

マスクを取り、耳を軽くマッサージするだけでも、
首の動きが良くなりますので
これから紹介するセルフケアを是非おこなってみてください。

【セルフケア】

①マッサージ

行う前に、マスクをした状態で、
今の自分の首が振り向ける角度
(目線ではなく顔がどこまで振り向けるか)を、
チェックしておくと効果を感じやすいです。

人差し指から親指の付け根を通り、肘のあたりまでマッサージをして血流をよくしましょう。

💡ここでポイント
まずは手をパーにして✋
①人差し指の爪の、親指側からスタート
②人差し指と親指の間にある＜合谷ごうごく＞というツボを通り
③手首（親指の付け根）の窪み
④肘を曲げた時にできるシワの外側
以上４点を通るのがポイント！！

マッサージする時は、一方通行で、
何となくではなく、しっかりと、丁寧に撫でるようにマッサージしましょう。

振り向ける角度は、広くなりましたか？

②深呼吸

先程もお伝えしたように、
マスクをしていると酸欠になることがあります。
そうならないために、深呼吸をして、酸素をしっかりと取り入れてあげましょう。

鼻から大きく吸って➡口からゆっくりと吐き出す。
もう吐けない！というところまで吐き切ったら、
最後にフッ！と息を吐き出します。
そうすることで、肺の中に残る空気をしっかりと吐き出すことができます。

それを何度か繰り返し、体内の空気を、新鮮な空気に入れ替えてあげましょう。

③マスクのゴムを伸ばす

私のように顔が大きいと、マスクのゴムで耳の後ろが痛くなります。
そんな時は、マスクの着用前にゴムを伸ばすと緩みが出て楽です。
ゴムが切れないように付け根を持って伸ばすといいですよ。

注意⚠伸ばしすぎると緩んでしまい、マスク本来の意味がなくなるので、隙間はできないように注意してくださいね！

④マスクをたまに外す

可能であれば、たまにマスクを外して休憩しましょう。
まわりに人がいたり、屋内ではなかなか難しいかもしれませんが、
飛沫防止対策ができている場合や距離がある時は、
少しマスクを外し、新鮮な空気を吸うのもいいですよ。

耳のマッサージも少し（１０秒程度）してあげると、よりいいですね。
〈ただし、耳はあまりやりすぎてしまうと逆効果なので注意〉
耳のマッサージについて、⇩こちらのブログも参考にしてみてください！

【まとめ】

１日ならともかく、新型コロナウイルスの流行も気付けば１年が過ぎました。

多くの患者さまに、疲れが出始めているのも事実です。
今後いつまで続くのか分からないマスク生活ですが、
日頃から少しでもケアをしてあげて、症状が出ないよう心がけることも大切です。

もちろん、コロナウイルスには気をつけておかないといけませんが、
これも身体があってからこそです。

もし最近、頭が重い や、頭痛 に悩んでいるという方は、
マスクが原因ということもあるかもしれません。

もし、お時間ありましたらお試しください。

当院は昨年、ソーシャルディスタンスをより一層保てるように内装工事をし、
業務用の空気清浄機、アルコール消毒、体温測定、手洗い、換気なども怠ることなく実施中しております。
保健所にも申請をし認可されておりますし、
完全予約制のため不特定多数と接触するということはありませんので、ご安心ください。

まずはご相談だけでも結構です。
もし、頭痛でお困りの方がおられましたらお電話くださいね。
【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師　徳田眞一 監修】

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柔道整復師・はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師
４つの厚生労働大臣認可の国家資格を持ち、

大阪・兵庫・京都・神奈川の鍼灸 整骨院をはじめ整形外科など
臨床経験１０年以上の院長が全て施術に入ります

今あなたにとって必要な施術を選択し、
“その場かぎり”の治療ではなく原因を治療する<オーダーメイド治療>を心掛けています
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