看護師をしてる私の姉が、
急に状態が変化する患者様を一人で数名受け持ち
優先順位を考えて働く看護師さんは
身体的にも精神的にもストレスが多く、
更に、短期入院を余儀なくされている現代医療では、
入退院も日常茶飯事で、事務作業もこなさなければならず、
忙しい日々を送っていると言っておりました。
そんな、忙しい看護師さんは眩暈や片頭痛(偏頭痛)、不眠など様々な症状をお持ちだと思います。
その中から、片頭痛にピックアップし書いていきたいと思います。
あー頭痛い
仕事でミスできないし
次の患者さんも待ってるし
毎日のように頭痛薬
事務作業もしなくちゃ
家でも頭が痛くで八つ当たりしてしまったり…
【片頭痛のメカニズム(東洋医学編)】
看護師さんは沢山勉強され知識も豊富と思います。
私は鍼灸師の資格も持っているので、東洋医学も勉強されているかもしれませんが、
今回は西洋医学的ではなく、東洋医学的に書いていきたいと思います。
まず、少し西洋医学的に・・・
片頭痛(片頭痛型血管性頭痛)は頭蓋外血管の拡張により頭痛が生じます。
つまり、頭の骨(頭蓋骨)の外側の血管が広がる(拡張)ことにより起こります。
・拍動性 (頭に心臓があるようにズキズキと拍動する頭痛)
・反復性の慢性頭痛 (月に1回から数回起こる)
・片側性 (多くは片側の頭痛で疲労・ストレスで増悪し、充分睡眠をとると少しマシになる)
・肩こり (片頭痛の方の75%が肩こりを自覚していると言われている)
・階段や日常動作でひどくなる (血流がよくなると血管が拡張するので辛くなります)
・頭痛が出ると4~72時間持続
・日常生活が妨げられる程の頭痛 など症状は様々です。
※発作の前兆として、光をまぶしく感じたり・音が頭に響く・吐気や嘔吐が起こる方もいます。
では、東洋医学的にはどうでしょうか!?
外感性の頭痛と内傷性の頭痛に分かれます
・外感性の頭痛
これは生活の不注意で起こります。
風・寒・湿・熱という東洋医学では外邪(がいじゃ)といい、簡単にいうと風邪(かぜ)です。
風は扇風機・寒はエアコン・湿は湿気や梅雨・熱は熱いなど
このようなことが、体内に入ると頭痛が起こると言われています。
・内傷性の頭痛
「脳は髄の海」と言われ、これは主に肝腎の蔵されている精血と脾胃の運化による水穀の精微により栄養されている。
したがって、内傷頭痛は、脾肝腎三蔵と密接な関係である。
はい!?なんじゃそりゃですよね?
まずは、東洋医学では脾臓とか肝臓とか腎臓などの臓器ではないので注意してください。
脾→胃と一体となって働き、飲食物の消化と吸収をし、後天の精つまり生命活動を支える基盤となります
肝→判断力や計画性などの精神活動を支配し、血を貯蔵し、筋肉の運動の支配など様々な働きをする
腎→生命力の根源である原気(げんき)、津液という体内の水分を調節するなどの働きをします
髄→骨の中にある骨格を滋養するものです。つまり脳はその固まりということです。
つまり、脳は肝腎によって貯蔵されている精血(生命活動を維持する栄養物質)と
脾胃で消化によって作られる滋養物質から栄養をもらっている。
その栄養が脳に増えすぎたり・減りすぎると頭痛が起こるという意味です。
看護師さんは疲れが付きものですので、今回は気血両虚による頭痛
つまり、気(全ての臓器・器官・組織など新陳代謝を進める働き)が頭に昇らず、
血(血液)が頭にうまく栄養できないと起こる頭痛パターンで書きます。
動いたり、仕事をすると気は消耗するので、疲れると症状が増強します。
ベースは脾の機能が弱っているので、倦怠感・無力感・食欲不振なども起こりやすくなります。
気と血の働きが弱くなっているので、その働きを良くする必要があるということです。
【片頭痛に効くツボ】
ではどんなツボがあるでしょうか?
・百会(督脈) →前髪際を入ること5寸・耳尖を結んだ線が正中線と交わるところ、つまり頭頂部のど真ん中
・心愈(足の太陽膀胱経) →第5・第6胸椎棘突起間外方1寸5分
・脾愈(足の太陽膀胱経) →第11・第12胸椎棘突起間外方1寸5分
・足三里(足の陽明胃経) →膝をたてお皿の下のへこみの外側から下へ3寸
・三陰交(足の太陰脾経) →内くるぶしの上3寸、うちスネの骨際
※1寸5分は1.5寸です(親指1.5本分)
※背骨のところは自分で押すのは難しいので、シャワーで温めたりするといいと思います。
【まとめ】
頭痛は本当に辛い症状です。
ツボも万能薬ではありません、少しでも症状改善になればと思います。
普段から頭をよく使う看護師さんは頭にも血流が必要です。
頭痛が起こる前に、循環をよくする必要があるので普段から手で押してみたり、
米粒をテープで留めて貼っておくだけでも結構です。
刺激しておくことが重要です。
先程も書きましたが、
片頭痛の実に75%は肩凝りを持っているというデータもあるように、
血流というのは健康には手放せない要素の一つです。
筋肉が硬くなると血流が悪くなるのは間違いありません。
肩凝りが辛くて夜も寝れない、頭痛も72時間以上続くという方は、緊張性頭痛も考えられます。
文字通り筋肉が硬くなることにより、引っ張られ頭痛が起こります。
片頭痛も同様に肩凝りを改善をするだけでも、症状も軽減することになります。
もし、そんな症状でお困りの際は、私にご相談ください。
【柔道整復師・鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師 徳田眞一 監修】
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